幼少期の習い事ランキングで上位に入るのが、英語・英会話ですね。
このご時世、将来英語くらい話せるようにしたいと思っているお父さん、お母さんが多いのではないでしょうか。
将来の英語力アップのカギは、幼少期(0歳~3歳)の過ごし方が、とても重要になってきます。
なぜ、英語が必要なのか?

一番の理由は、世界の共通語が「英語」だからです。
文部科学省は、将来日本人が世界でチャレンジする、活躍することを想定して「英語」に関する取り組みが重要視されています。
小学校も2020年4月から英語必修化が開始されました。
今日においては、経済、社会の様々な面でグローバル化が急速に進展し、人の流れ、物の流れのみならず、情報、資本などの国境を越えた移動が活発となり、国際的な相互依存関係が深まっています。それとともに、国際的な経済競争は激化し、メガコンペティションと呼ばれる状態が到来する中、これに対する果敢な挑戦が求められています。さらに、地球環境問題をはじめ人類が直面する地球的規模の課題の解決に向けて、人類の英知を結集することが求められています。こうした状況の下にあっては、絶えず国際社会を生きるという広い視野とともに、国際的な理解と協調は不可欠となっています。
また、グローバル化は、経済界のみならず個人の様々な営みにまで波及し、個々人が国際的に流通する商品やサービス、国際的な活動に触れ、参画する機会の増大がもたらされているとともに、誰もが世界において活躍できる可能性が広がっています。
さらに、今日のIT革命の進展により、日常生活から経済活動に至るあらゆる活動が知識と情報を原動力として展開される知識社会に移行しようとしており、知識や情報を入手、理解し、さらに、発信、対話する能力が強く求められています。
このような状況の中、英語は、母語の異なる人々の間をつなぐ国際的共通語として最も中心的な役割を果たしており、子どもたちが21世紀を生き抜くためには、国際的共通語としての英語のコミュニケーション能力を身に付けることが不可欠です。また、このことは、我が国が世界とつながり、世界から理解、信頼され、国際的なプレゼンスを高め、一層発展していくためにも極めて重要な課題です。
文部科学省の取り組みで、中学・高校・大学の受験においても英語試験の重要度が変わってくると言われています。
英語力が将来を左右する時代に変わってきているのは間違いないでしょう。
英語耳ってなに?

「英語耳」とは、英語を聴き取ることができる耳のことを指します。
英語を正しく聴きとることが出来ないと、英語を正しく発音することが出来ません。
だから日本人の多くは、外国人の話している英語を聴きとれず、会話することが難しいと感じてしまうのです。
英語力を高めるには「英語耳」になることがとても重要になってきます。
その「英語耳」を作るのに最も適している年齢があります。
英語耳が最も適しているのは何歳なのか?

赤ちゃんはおなかの中にいるときから、聴覚が発達しているのでお母さんを通して、色々な音や言葉を聴いています。
生まれた後も色々な音や言葉を聴いて必要な音や言葉を吸収してお話しするようになっていきます。
0歳から3歳くらいまでの吸収するタイミングのことを「耳の黄金期」と言います。
この「耳の黄金期」のタイミングで聴いた音・言葉が、そのままお話し出来るようになっていくので、英語耳を作るのに最も適しているが0歳から3歳くらいまでと言われています。
「耳の黄金期」に英語を聴くことが英語力のカギ

英語力に欠かせない英語耳は、「耳の黄金期」に英語を聴くだけで差が付きます。
毎日、英語を楽しみながら見たり、聴いたり、歌ったり、話したりする環境を作ることが英語を吸収するカギとなります。
既にお父さん、お母さんは、赤ちゃんと日本語で接していると思いますので、日本語を吸収するのと同時に英語も始めると、英語の音も聴き分けられるようになっていきます。
0歳~3歳の限られた「耳の黄金期」に英語を始めることをおすすめします。
英語耳のまとめ
幼少期に聴いて吸収した音は、心地よい音なのか、安心する音なのか大人になっても変わらないことを肌で感じている人が多いのではないでしょうか。
幼少期の「耳の黄金期」に英語をたくさん聴くことで、将来の英語力とリスニング力に良い影響をもたらしますので、お子様の英語学習の環境を用意してあげて下さい。